GC10ハコスカ セミレストア記録簿 Vol.10
今回からいよいよ各パーツの塗装作業に着手します。
画像上はフロント運転席のドア。
車内側から施工しますので、外装側を新聞紙やテープで保護します。
画像上はフロント助手席のドア。
各ドアにある三角窓のフレームは、
取り外して個別に塗装します。
画像上はリア助手席側のドア。
しっかりと埃や油汚れ等を落とし準備完了です。
画像上はリア運転席側のドア。
CDC (アメリカ疾病予防管理センター) のような防護服と、防塵マスクを着用し塗装開始です。
一度には塗れないので、乾燥 → 塗装 乾燥 → 塗装を繰り返します。
画像上はフロント助手席のドアの車内側塗装になります。
ドアの車内側の塗装が完了し、外装側に着手します。この防護服ですが、夏場は激暑で死にそうです…
4枚全てのドア塗装が完了しました。
車両装着後に研磨を行い、光沢をだしてやります。
冒頭でも記述しましたが、画像上のフレームがフロントドアの三角窓になります。
まずはガラス部分を取り外します。
無理に外すと割れてしまうので、細心の注意が必要です。
フレームからゴム部分を外します。ここも慎重に行わないと、破れてしまい雨漏りの原因となります。
フレームのみになったら防錆処理を施し、サフェーサーを塗布します。
画像上はドアを支えるヒンジですが、幸いな事に重度の腐食は無く、表面上の錆だけのようです。
バネの細い隙間は工具や指が入りませんので、サンドブラストで研磨してやります。
僅かに錆が残っていますが、あまりやり過ぎると表面が荒れてしまうので、この位で止めておきます。
防錆剤を塗布してやり、その後サフェーサーで下地処理が完了です。
ドアヒンジを塗装中ですが…
矢加部さん防護服を着ないとダメですよ~!
何度も重ね塗りで色をのせていきますが、大きいパーツを塗装中は黄砂のように視界が黄色く見えます…
骨組みとの隙間も可能な限り塗装させていただきました。
塗装の出来栄えが一番目立つと思われるボンネット表面に着手します。
塗りムラも無く無事に塗装が完了。まだ磨いていないのに、光沢がでているので自己満足に浸っています。
画像上はワイパーが装着される箇所のパネルになります。
同日の環境下(気温・湿度)で出来るだけ多くのパーツを塗装するので、施工途中の撮影を忘れてました。
画像上はトランクですが、ボンネットと同様に塗装の出来栄えに大きく影響する箇所になります。
明るい場所で見るとイエローですが、少し暗所だとゴールドっぽくも見えます。