GC10ハコスカ L28タコ足
当ページではGC10ハコスカのエキマニ(タコ足)交換作業をご紹介させていただきます。
当車両のエンジンは排気量アップに伴い、排気系の拡大(タコ足交換)をご依頼いただきました。
まずはエキマニの上部にある燃料ラインや、ソレックスキャブレターを取り外してやります。
取り外した既存のエキマニはパーツアシスト社製のIN45φ OUT50φで、少し細めの仕様となります。
ヘッド側の吸排気ポートに付着した汚れを、パーツクリーナーで清掃してやります。
新規に装着するエキマニはカメアリエンジンワークス社製の、DRAG48(IN48φ OUT60φ)を採用しました。
当店ではサーモバンテージを水に浸してやり、エキマニに巻いてやります。そして手袋着用も必須です。
サーモバンテージにはガラス繊維が含まれているので、指に刺さるとチクチクと痛い思いをします。
排気管2本を一緒に巻く部分は、平行になっていないので苦労します。見た目が悪いと何度もやり直します。
下部のOUT側はエンジンルーム外となるので、サーモバンテージを巻いていません。
等間隔に巻く事ができ、見た目も合格です。
エキマニをエンジン本体に問題無く装着完了です。三流品だとボディと干渉するというあり得ない事も…
マフラーとの接合部はエキマニのOUTが10φ大きくなりましたので、新規に制作させていただきました。
L型エンジンはエキマニの真上にキャブレターあるので、パーコレーション対策の為に金属板やカバー等は必須です。
サーモバンテージ部品代 + 巻き付け作業工賃は6気筒 8,000円(税抜)となります。
上記の作業工賃以外にエキマニ / 燃料ライン / ソレックス等の脱着工賃が別途かかります。