TA22 セリカ 車高調整式ショック
車両全体の画像を撮影し忘れましたが、作業対象車はTA22セリカとなります。
今回は純正形状の荒巻きスプリングを直巻きにし、ショックをショートストロークに仕様変更します。
車両からショックアブソーバーASSYを取り外します。
アッパーシート・コイルスプリング・ブレーキ関係の部品を取り外し、シェルケースのみにします。
ショックショックアブソーバーはTRD製のショートストロークを採用致しました。
シェルケースの加工ですが、まずはバンドソー RB120FVを用いロアシートを切り落とします。
シェルケースを切断して施工前より4cm短くし、内部に2~3cmのカラーを追加して全長を合わせます。
アジャスターの装着位置を決め点付け溶接で仮固定を行い、ショックASSYの全長を再度確認します。
左右のショックASSYの全長に問題が無い事を確認出来たら、全周溶接を実施します。
アジャスターの溶接が完了致しました。まだ煙が出ていますので、十分に冷めるまで放置します。
溶接時に付着したスス等の付着物を洗浄用シンナーで洗い流します。
黒に塗装された箇所をワイヤーブラシで、可能な限り削り落とします。
塗装膜を剥離出来たら再度、洗浄用シンナーで洗い流し、錆による腐食等が無いかを確認します。
防錆塗装を行うのでマスキングテープを貼ります。
基本的には黒系の防錆塗装(シャーシブラック)で塗装しますが、別の色を希望される場合はご相談ください。
アッパーシートとコイルスプリングを装着します。
アッパーシートはピロ調整式を採用しましたので、キャンバー角の変更も可能です。
ブレーキローター・ハブ・キャリパー等を装着して作業完了です。
アライメント調整を希望される場合は、その旨お申し出ください。