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当ホームページ「軽カ-3時間耐久」のページにてご紹介していますアルトワークスですが、前回の参戦にて残念ながらクラッシュしてしまい、ボディ交換(箱換え)を行う事となりました。
幸いな事にドライバーに負傷は無く事なきを得ましたが、今後の更なる安全対策の為に、ロールバーを8点式から14点式にカスタマイズしましたので、施工例をご紹介させて頂きます。
クラッシュしてしまった哀れな姿がこちら(画像左上)ですが、横転したわけではないのに天井にへこんだ跡(黄色矢印)があります。これは軽自動車特有のボディ剛性が低い為に、クラッシュしてしまうと各所が歪んでしまう典型的なパターンです。8点式ロールバー自体に曲がりは無さそう(画像右上)なので、次の車両に移植を行います。
次期参戦車両のアルトワークスがこちら(画像左上)になりますが、軽量化及びロールバー装着の為にフロアの内装を全て剥ぎ取ります。(画像右上)
年式からある程度の予想はしていましたが、運転席の足元部分に腐食(画像左上)が見つかりました。
ダッシュボード貫通式のロールバーではないのでこの部分に足を固定するのですが、強度的に不安があるので腐食した部分を切り取り、鉄板を溶接してパネルを再建(画像右上)してやります。
助手席側の足元(画像左上)も運転席側と同様に腐食していたので、切り取り後に鉄板溶接にて再建してやります。
左右で同じ箇所が錆びるという事は、アルトワークスの特徴(持病)ではないかと思われます。
溶接箇所にシール剤を塗布して防錆対策を施し、乾燥後に塗装して完了となります。
青のアルトワークスから取り外した8点式ロールバーを、次期車両に装着(画像左上)します。
そして斜行バーのみだった運転席と助手席の側面に、バーを追加溶接(黄色矢印)してクロスバー仕様に変更します。
メーターパネル前にバーを追加(緑矢印)し、側面衝突時に運転席が潰れてしまわないように対策をとります。
更にリアタイヤハウス上部にバー(赤矢印)・斜行バー(青矢印)・後部座席足元にフロアバー(紫矢印)を溶接で増設し、ドライバー保護を重視した仕様とさせて頂きました。